希望の党の政権交代で首相・総理大臣は誰?小池百合子氏か前原氏か

現東京都知事である小池百合子氏が代表を務める「希望の党」。衆議院選挙に向け民進党が実質希望の党と合流すると発表されてから連日メディアを騒がせている。

10月10日の公示に向けて各党が準備に取りかかっている中、希望の党の問題で未だ解決していない問題がある。それが希望の党の首相候補問題だ。

今回の衆議院選挙はいうなれば政権選択選挙ともいえる。衆院選で過半数の議席を取った政党が次の政権を担うのだ。

そして衆院選の後に最初に開かれる国会では「首相指名選挙」というものを行う。これは選挙で選ばれた衆議院議員がひとりずつ誰が首相にふさわしいか投票するものだ。この時議員たちは自らが所属している政党のトップを投票先として選ぶのが常だ。

さてこの「首相指名選挙」。当然ながら投票する先の議員は「国会議員」でなくてはならない。

ここで問題になるのが希望の党の代表である小池百合子氏だ。小池氏は当然ながら現東京都知事であり、国会議員ではない。つまり現時点では希望の党が政権を握ったとしても、小池氏は首相にはなれないのだ。

ここで希望の党が政権を握った場合首相は誰になるのかという問題が浮上してくる。果たして首相候補は一体誰になるのだろうか。

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「首相指名選挙」とは?

首相指名選挙」とは衆議院選挙後に最初に開かれる国会で行われる次の内閣総理大臣を指名する選挙だ。

衆議院、参議院双方別々に記名投票を行い、票数の多い議員が次の内閣総理大臣となる。

原則として衆議院と参議院、どちらの所属の議員でも投票先に選んでよいとなっているが、衆議院の優劣もあり衆議院議員から総理を選ぶのが本則となっている。実際現在に至るまで総理はすべて衆議院議員から選ばれている。

そして投票先の議員は自らが所属している政党のトップを投票先として選ぶのが常だ。

つまり選挙を行って衆議院の定数「475議席」の半分以上の議席をとれば、「首相指名選挙」で半数以上が自らの政党のトップに投票することになる。衆議院選挙の結果が決まったところで、実質次の総理大臣は決まったのようなものなのである。

しかしながら、政党の代表であろうがなんであろうが、首相指名選挙に出るには国会議員にならなくてはならない。

当然自民党の代表である安倍晋三氏も、立憲民主党の代表である枝野幸男氏も今回の衆議院選挙に出馬して勝たなければ首相にはなれない。ところが希望の党の代表である小池百合子氏は現東京都知事であり、国会議員ではない。つまり希望の党が政権を握っても首相にはなれないという問題が浮上してくる。

果たして希望の党が政権を握った場合、首相は誰になるのだろうか。

小池百合子氏は衆院選に出馬しない?

小池百合子氏が東京都知事のままでは首相になることはできない。であれば当然小池氏に今回の衆議院選挙への出馬を望む声が上がるのも当然だ。合流したばかりの民進党代表前原氏がその例だ。希望の党に合流してまで打倒安倍政権に燃えていたのだから、希望の党の顔である小池氏に選挙に出てほしいのは当然だろう。

しかしながら小池氏は今回の衆院選への出馬を頑なに否定している。

小池氏が選挙出馬を拒否している理由については詳しく明らかになっていないが、そのひとつに「都政投げ出しの批判」がある。小池氏が東京都知事になって以降、東京都は豊洲市場問題東京オリンピック問題など問題が山積みだ。こういった問題に見て見ぬふりをしたまま国政に乗り出したところで国民からの批判、特に東京都民からの批判は必須だ。

衆議院選挙公示日である10日までに民進党前原氏は小池氏の選挙出馬を要請し続けるという。また自民党は頑なに拒否している小池氏の選挙出馬がサプライズで起こりえるのではないかと警戒を強めている。

果たしてこのまま自身の言葉通り小池氏は選挙戦に出馬しないのだろうか。

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小池氏不出馬で首相候補は誰?細野氏か前原氏か

小池百合子氏が不出馬となるのならば、当然他の首相候補を希望の党内から出さなくてはならない。

現在名前が挙がっているのは結党メンバーの細野豪志元環境相、若狭勝前衆院議員などだ。

しかし細野氏は前身所属していた民進党をいち早く離脱し希望の党に合流した1人であり、合流した民進党からの反感が強い。もう1人の候補である若狭氏は未だ議員当選2回。首相になるには物足りないという見方が強い。

であればかくなる上は合流した民進党代表である前原誠司氏だ。しかしながら前原氏は「私は民進党の代表だ」と述べ首相候補を否定している。

つまり希望の党は選挙まで残り時間が少ない中で、自らが政権を握った時の首相候補を決めかねている状態なのだ。そして事実、このまま首相候補がわからないまま選挙戦に突入する可能性が高い。なぜなら代表である小池氏が「首相指名選挙への対応については、党の結成メンバーと検討し選挙結果を受けて判断したい」という考えを示したからだ。

首相指名選挙では希望の党以外への投票も?

小池氏は改めて衆院選への不出馬を明言したうえで、首相指名選挙については選挙結果を受けて判断したいという考えを示した。

これにより現状、希望の党では今回の衆議院選挙の期間内に首相候補を決めないということになる。

首相候補を決めないで望む選挙戦は不利という見方が強い。自民党の菅義偉官房長官は「誰を首相指名するのか明らかにしないのは分かりにくい」と発言。さらに党内からも選挙戦を戦う上で首相候補がいないのは痛手だという声も上がっている。

また小池氏は首相指名選挙にて、自民党の安倍晋三首相以外の議員に投票する可能性も示唆している。

希望の党は首相候補なき選挙戦をどうやって戦い抜くのか注目される。

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