衆議院選挙(解散総選挙)で何を決める?首相・総理大臣は変わるの?

9月28日。衆議院は本会議で大島衆議院議長が解散詔書を読み上げ、解散された。

今後は10月10日に行われる公示、そして22日の投票に向けて各党選挙選の準備に入ることが予想される。

さて、普段政治にあまり興味がない方にとっては最近のニュースで加熱している衆議院選挙解散総選挙とは何なのかと思うのも無理はない。今回の衆議院選挙についても選挙が決まったのは今月に入ってからだ。衆議院選挙は解散されてから40日以内に総選挙を行わないといけないルールがある。話題についていけない方がいるのも無理はない。

そもそも今回の選挙は何で行われるのか。か何を決める選挙なのの部分を知らない方も多いはず。今回は衆議院選挙(解散総選挙)で何が変わるのか、何を決めるのか。また今回の選挙で安倍総理が変わる可能性があるのかについて紹介していく。

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衆議院選挙とは?なんで行うの?

そもそも日本の国会は「二院制」によって成り立っている。「衆議院」と「参議院」だ。

衆議院 参議院
任期 4年 6年
定数 475人 242人
解散 ある ない
特徴  任期が短い。解散がある  任期が長い。解散がない

国会では「衆議院」と「参議院」がそれぞれ法案についてなど国に関しての様々な事柄について審議を行っている。

なぜわざわざ二つの院がそれぞれ同じことについて審議するのかといえば、二つ審議を挟むことで様々な意見を反映させたりと慎重に審議を進めるためにある。

衆議院と参議院は簡単にいえば上記のような違いがある。が、基本的に抑えておけば良いのは「衆議院のほうが参議院よりも強い」ということだ。

基本的には国会で今後の国を左右する法案などが成立するには、衆議院と参議院両方で賛成が半数を超えなければならない。しかしそうならなかった場合、例えば衆議院で可決された法案が参議院で否決された場合、衆議院で3分の2が再び賛成の場合は法案が成立する。これを「衆議院の優越」と呼ぶ。

なぜ参議院より衆議院のほうが強いというと、衆議院のほうが任期が短く、その上後述する「解散」という制度があり、国民の意見を反映されやすいと言われているからだ。

今回の総選挙で対象となるのは衆議院のほう。つまり今後の国の行方に関わってくる重要な選挙なのだ。

衆議院の解散とは?

今回の選挙で度々聞かれるワード「解散」。そもそも衆議院の解散とはいったいなんなのか。

衆議院の解散とは簡単にいえば「衆議院の議員を全員クビにすること」である。

上記の表で記載したように、衆議院の議員の任期は4年だ。つまり4年経てば問答無用で総選挙となり、選挙を経てまた新しい衆議院議員が選ばれる。しかし衆議院では衆議院の解散が宣言されたとき、任期満了を待たずして衆議院を解散することができる。つまり全員をクビにできるのだ。

議員を全員クビにしたら国会が成り立たない。そこですぐに新しい衆議院議員を選ばなくてはならない。こうして行われるのが衆議院選挙だ。日本では衆議院が解散された場合、衆議院選挙を40日以内に行わなくてはいけないという憲法が定められている。解散が発表され連日ニュースが騒がしいのも、40日以内に選挙を行わなくてはならないため、どの政党も動きが慌ただしく動くためだ。

なんで解散するの?

今回の衆議院選挙は衆議院の解散によって起こったものだ。前回の衆議院選挙は2014年。つまり4年の任期を待たず1年の任期を残して衆議院は解散したことになる。

そもそもなぜ衆議院を解散しなければいけないのか。

それは「国民に大事なことを尋ねる」ためだ。

国にとって大事な物事を決める際、一旦解散し全員をクビにして全部をリセットした上で、「果たしてこのまま政策を押し進めていいのか」と国民の意見を取り入れるために解散をするのだ。

現政権が支持されていれば国民から信任されたということになる。現政権が支持されていなかった場合は選挙に負けて国民から信任を得られなかったということになる。

解散とは「選挙を通じて国民に対して現政権を支持するか不支持なのかを尋ねる」行為なのだ。

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首相・総理大臣は変わるの?

2017年9月現在、日本の内閣総理大臣は安倍晋三氏だ。

連日ニュースを賑わしている今回の選挙。「打倒・安倍」という声が政治家から聞こえてくるが果たして今回の選挙で首相が変わるのかどうか。

結論からいえば「変わる可能性がある」だ。

日本では衆議院選挙後、初めて国会が開かれた時「首相指名選挙」というものを行う。

これは選挙で選ばれた衆議院議員がひとりずつ誰が首相にふさわしいか投票するものだ。この時議員たちは自らが所属している政党のトップを投票先として選ぶのが常だ。

つまり選挙を行って衆議院の定数「475議席」の半分以上の議席をとれば、「首相指名選挙」で半数以上が自らの政党のトップに投票し、総理大臣になることができる。

今回の選挙、現与党が衆議院の議席の過半数をとればそのまま安倍晋三氏が首相に戻るだろう。

しかしもし与党ではなく、自民党以外の野党が過半数を獲得した場合。安倍氏以外の議員が首相に選ばれることは間違いない。つまり総理大臣が変わる、政権交代が起きるということだ。

今回の選挙は今後の国の行方を占う重要な選挙なのだ。

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