【けものフレンズ】たつき監督交代の理由は?2期は声優交代も

人気絶頂中のアニメ「けものフレンズ」が揺れている。

アニメ「けものフレンズ」は2017年1月よりテレビ東京系列で放送されたアニメだ。動物が人間の姿をした「フレンズ」たちのかわいい世界観とは裏腹に、背後に見え隠れする不穏さとのギャップに徐々にSNSで人気が拡大。アニメが終わった現在でも人気が続いており、7月26日は新テレビアニメシリーズの制作が発表されていた作品だった。

ところが話は急展開する。きっかけは2017年9月25日にアニメ「けものフレンズ」の製作監督「たつき監督」が自身のツイッターでけものフレンズのアニメーション担当から外れることになったことが報告されたことだ。

元々前評判の高くなかったアニメ「けものフレンズ」をここまでの作品に押し上げたのは紛れもなく「たつき監督」の手腕であり、その功労者であるたつき監督の突然の降板にSNSを中心に動揺が広がっている。影響はなお広がり、たつき監督がツイートの中で「ざっくりカドカワ方面からのお達し」と記載されていることから、株式会社カドカワの株価が一時下落するなどの動きをみせた。

人気絶頂中であるけものフレンズの製作監督交代騒動。なぜ1期でアニメを成功させた監督を交代させなければいけないのか。また今回の監督交代騒動でまさかの声優交代まであるのではとも噂されている。今回はそんな「けものフレンズ」の監督交代騒動について紹介していく。

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きっかけはたつき監督のツイート

事のきっかけはアニメ「けものフレンズ」の製作監督である「たつき監督」のツイートから始まる。

突如監督自らアニメーションからの降板。そしてそれは主に株式会社カドカワからの通知であることが発表された。

アニメ「けものフレンズ」をここまでの人気作品に押し上げたのはたつき監督の手腕であるとの見方がけものフレンズのファンの間では強い。そのたつき監督の突然の降板にファンに動揺が広がった。

また「ざっくりカドカワ方面からのお達し」という文面が騒動に滑車をかける。テレビアニメ「けものフレンズ」は複数の会社が出資して作られた「けものフレンズプロジェクト」によって製作されている。株式会社カドカワもその出資元のひとつだ。株式会社カドカワは主にアニメを含むけものフレンズのメディア展開「けものフレンズプロジェクト」の企画を担当している。今回の騒動はカドカワが引き起こしたものと推測されるツイートを受け、株式会社カドカワの株価は一時下落するなど影響を受けた。

現在もSNSを中心にたつき監督続投の署名運動が広がるなど今回の騒動はまだ収まる気配を見せない。

今回の騒動を受けて公式がコメント

今回の騒動を受けてけものフレンズプロジェクトより「けものフレンズ」の映像化プロジェクトに関するご報告」というタイトルでコメントが発表された。

けものフレンズ公式サイト

アクセスが集中しなかなか内容が見れない状態が続いているが内容をまとめると以下の通りだ。

  • けものフレンズ新規映像プロジェクト発表当初より同体制での継続か、新体制での新たな表現かも合わせて検討中で、現時点においてもまだ何も決定していない状況。
  • アニメ1期と同じ製作陣で調整していたが1期のアニメ制作会社「ヤオヨロズ」から製作辞退の話を受けた。
  • 「ヤオヨロズ」には関係各所への連絡がないままでの作品利用があった。情報は事前に共有してほしい旨の正常化を図る申し入れをしたが条件は受け入れられないため辞退に至った。

アニメーション制作会社「ヤオヨロズ」はアニメ「けものフレンズ」のアニメーション制作に携わっており、たつき監督自身も「ヤオヨロズ」に所属している。今回の監督交代はヤオヨロズ側からの制作辞退がきっかけだというのが公式側の見解だ。

たつき監督と公式サイドの矛盾

今のところ「たつき監督」側と公式側のどちらが正しいことを言っているかの判断基準はない。しかし今回の監督交代騒動のきっかけについて両者の言い分は食い違っている。

「たつき監督」は今回の監督交代を「カドカワからのお達し」と主張した。しかし公式側からのコメントを見るに今回の騒動は「ヤオヨロズ側からの自主的な辞退」と見てとれる。

今回の公式側の言うヤオヨロズの制作辞退の一連の動きを製作監督でありヤオヨロズに所属しているたつき監督が知らないということは考えにくい。果たしてどちらの言い分が正しいのだろうか。

情報共有がなされていなかった部分とは

公式側からのコメントでヤオヨロズ側が制作を辞退した理由に「関係各所への情報共有や連絡がないままでの作品利用」を挙げている。

前述の通り「けものフレンズプロジェクト」は多くの会社が出資した上で成り立っているプロジェクトだ。ヤオヨロズ側で勝手な動きをされては困るというのが公式側の理由のひとつだろう。

ではヤオヨロズ側が情報共有せずに動いた作品利用は一体どこの部分なのだろうか。

きっかけのひとつとして挙がっているのはたつき監督も所属しているアニメ制作チーム「irodori」の同人誌だ。

たつき監督が代表を務めるアニメーション制作チーム「irodori」はヤオヨロズ所属のスタッフが数多く所属しアニメ「けものフレンズ」の制作も携わっている。2017年5月に開催された「コミティア120」。8月に開催された「コミックマーケット92」に「irodori」は出展。頒布された内容には「けものフレンズ」のキャラクターも描かれていたことからこの動きが「けものフレンズプロジェクト」の琴線に触れたのではという見方もできる。

しかし「irodori」の同人誌については「けものフレンズプロジェクト・特別許諾」の文面もあり今回の騒動のきっかけになったとは考えにくい。

 

もうひとつのきっかけとしてアニメ「けものフレンズ」の12.1話が挙げられる。

12.1話は全12話の放送を終えたアニメ「けものフレンズ」の終了後、ニコニコ動画上に挙げられた動画を示す。前述したアニメ制作チーム「irodori」が制作し、主にたつき監督が「命と口座を燃やし」て作られたもので、形式上は趣味での自主制作を謳っており地上波などでの放送には至っていない。

「けものフレンズプロジェクト」の許諾なしに自主制作で作られた12.1話が騒動の発端だったという見方は否定できない。しかし公式側の見解通りであるならば、情報共有を拒否してまで12.1話を理由にヤオヨロズ側が今後のけものフレンズの制作を降りるということは考えにくい。実際12.1話が発端であったならば、「8月にヤオヨロズに制作辞退の話を受けた」という公式側のコメントと8月9月に制作されたけものフレンズの企業タイアップアニメーション「JRAコラボ」や「日清どん兵衛コラボ」の時系列が合わない。

おそらく情報共有がなされなかったことに対しての詳しい情報は今後も公開されることはないだろうが、少なくともプロジェクト企画を務める株式会社カドカワ側とアニメーション制作を務める株式会社ヤオヨロズ側で何らかの亀裂があったことは間違いなさそうだ。

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たつき監督交代で声優交代も?

今回のたつき監督交代騒動でSNS上では一部のキャラクターの声を務める声優が交代になるのでは?と噂されている。アニメーション監督が交代でなぜ声優が?となる方も多いと思うが理由はこうだ。

たつき監督が所属しているアニメーション制作会社「ヤオヨロズ」。このヤオヨロズを社内事業部として持つのが親会社「ジャストプロ」だ。多数の企業が出資している「けものフレンズプロジェクト」の参加企業にもジャストプロの名前が記載されている。

そしてこのジャストプロはタレント事業も行っていて多数の声優も所属している。アニメ「けものフレンズ」にはこのジャストプロ所属の声優も多数出演しており、例を挙げるとフェネック役の本宮佳奈さん。アライグマ役の小野早稀さん。ジェンツーペンギン役の田村響華さんなどが挙げられる。

ジャストプロがけものフレンズプロジェクトに参画していること。ジャストプロが保有するヤオヨロズがアニメ「けものフレンズ」の制作に携わっていること。そしてジャストプロ所属の声優がアニメ「けものフレンズ」に多数キャスティングされていることはそれぞれ繋がっていることは見てとれる。

問題は今回のたつき監督交代騒動を受け、ヤオヨロズがアニメ「けものフレンズ」の制作を降りた場合、ジャストプロは「プロジェクトけものフレンズ」の出資自体から降りるのではないかということだ。

もしジャストプロがけものフレンズプロジェクト自体から降りた場合、ジャストプロに所属する声優が務める役も交代になるのではというのがSNS上での見方だ。

不安に滑車をかけるアニメ「生徒会の一存」の事件

例として挙げたジャストプロ所属の声優が務める役はいずれもアニメ「けものフレンズ」で人気の役であり、また声優自身もけものフレンズ関連のライブやイベントに多数出演している。今回の騒動を受け声優まで交代するとは考えにくい。

しかし「本当に声優交代もあるのでは…?」と思わせる事件がファンの間ではある。それが2009年、2013年に放映されたアニメ「生徒会の一存」での声優変更だ。

アニメ「生徒会の一存」は2009年に第一期シリーズ。2013年に第二期シリーズが制作された人気アニメ。2009年の第一期シリーズは人気を博しDVDなどの関連商品の売り上げも好調だった。

第一期の成功を受け制作された第二期であったが、二期は監督、制作会社、そして第一期で声優を務めたキャストを一部変更するなど大幅な変更を加えた。

この制作陣だけではなくキャストまで変更するという行為に批判が殺到した。またそのキャスト変更の対象となった声優が、株式会社カドカワが保持する声優事務所「プロダクション・エース」の声優以外が対象となり、変更後は「プロダクション・エース」所属の声優が声を務めたことから、株式会社カドカワが意図的に自社の声優陣で統一しようとしたのではないか模索され批判が加速した。

結果的に第二期生徒会の一存は関連商品の売り上げも伸びず、ファンの間では制作陣の大幅な変更が出来に影響したアニメとして語り継がれている。

奇しくも今回のアニメ「けものフレンズ」の件でも制作陣の大幅な変更の件、そして株式会社カドカワが絡んでいるという点では状況が一致する。果たしてアニメ「けものフレンズ」はどのような結果を迎えるのだろうか。

 

公式がコメントを出しながらも騒動の終着点が見えないけものフレンズの監督交代問題。「”けもの”はいても、”のけもの”はいない」と主題歌の歌詞にある通りこれ以上のけものが増えることは誰も望んでいない。ファンが期待する第二期シリーズが制作されることを祈るばかりだ。

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