南海トラフの神奈川の津波被害予想と予言や過去の地震!横浜は?

南海トラフにおける神奈川の津波被害予想と、発生時期の予知・予言、前兆現象や過去の地震について2016年現在の情報をまとめた。横浜はどうなってしまうのだろう?地域別震度についても触れていく。

現在、日本の地震は活動期の真っただ中だ。東日本大震災は400年、1200年周期で起こる大規模な地殻変動の影響の一つで、これから10~20年間は大規模な地震が多くなる。これについては地震の専門家であれば誰しも警告していることだ。

2016年4月14日の熊本地震や2016年10月21日の鳥取中部地震など、巨大な地震が日本のいたるところで起こっているのを見ると、自分の地域でも他人事ではない、近いうちに絶対に何かあるとおののいている方も多くいらっしゃるだろう。

毎朝TVで地震の啓発コーナーがあってもいいぐらいには日本全国に危機が迫っていることなのだが、TVメディアは目先のお金がないと動かないのが現状。そこで神奈川の今後近いうちに起こると目されている大地震とその規模、被害が出る地域、過去の地震の傾向からの予測や研究機関による発表、様々な予知予言を交えて検証していく。

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神奈川はいま日本の中でも大変危険な状態にある。400年周期の南海トラフ周辺を震源とする大地震、70年周期の相模湾から房総半島南東沖にかけてのプレート境界付近で発生する大地震の周期がちょうど交わったところにいるのだ。差し迫った潜在的地震リスクは隣の静岡県に次いで高いとも言われている。

これからある程度の覚悟と準備をした上で住み続けなくてはならない。

データは国の有識者会議によるもの、神奈川県によるものを参照した。

 

南海トラフの被害予測

死者  2900人
建物倒壊 4000棟
浸水面積 17.3平方km
直接被害額 7000億円
避難者数(1日) 7万7000人
避難者数(1週間) 4万人
断水 23万人
下水道使用不可 21万人
停電 4万7000軒
 防波堤損壊 4500m
災害廃棄物 40万トン

 

神奈川県内はどれだけ揺れてどんな津波が来る?

津波被害を受ける地域と最大震度の分布だ。最大震度に関しては、表に記載されていない地域も5強~6弱の揺れがあると想定されている。

 市区町村名 津波高さ 津波到達時間 最大震度
横浜市鶴見区 3m 76分 5強
横浜市神奈川区 3m 76分 5強
横浜市西区 3m 77分 6弱
横浜市中区 3m 63分 6弱
横浜市磯子区 3m 63分 5強
横浜市金沢区 3m 59分 5強
川崎市 3m 80分 5強
横須賀市 6m 30分 5強
平塚市 4m 30分 6弱
鎌倉市 10m 34分 5強
藤沢市 7m 32分 6弱
小田原市 4m 28分 6弱
茅ヶ崎市 5m 31分 6弱
逗子市 9m 35分 5強
三浦市 6m 29分 5強
三浦郡葉山町 7m 32分 5強
中郡大磯町 4m 29分 6弱
中郡二宮町 4m 29分 6弱
足柄下郡真鶴町 4m 26分 6弱
 足柄下郡湯河原町 5m 28分 6弱

 

津波で特に深刻な被害を受けるのは

  1. 鎌倉市
  2. 逗子市
  3. 藤沢市
  4. 三浦郡葉山町
  5. 三浦市
  6. 横須賀市

である。いずれも5m以上の津波に見舞われる予想となっている。これがもし満潮位であった場合はもっと高くなる。

横浜も例にもれず津波を受ける。3mと予想されているが、どうだろうか、横浜のベイサイドで3m海面が上昇して押し寄せてくるとなると被害を受けない場所を想像するほうが難しいと感じるだろう。

津波に関しては、案外低いと感じる方もいるかもしれない。しかしそうではない。0.5mの津波でも人は生き残るのは難しい。繰り返すが、高い波ではなく、海面がそのまま押し寄せる。その押し寄せてくる海面には防波堤の大きな破片や船、家や車、がれきが大量に含まれている。

それが生身に衝突したらどのような状況になるか想像に難くないだろう。表に名前のあった地域の方は、津波が来た際の避難経路と家族との集合場所、持って逃げるための非常用持ち出し袋の購入など、出来る限りのことをしておくべきだ。非常用持ち出し袋については、こちらにまとめた。

次は神奈川県の過去の地震を振り返り、神奈川県の地震リスクについて理解を深めてほしい。

 

神奈川県の過去の地震

あまりそういう認識はないかもしれないが、神奈川県は過去にも様々な大地震に見舞われている。

また、大規模地殻変動や地震活動の活発化というのは400年、1200年周期で訪れている。ひずみが蓄積し、ためたエネルギーを活発に放出するため、今まさに活発に活動しているのだ。今回の東日本大震災、熊本地震、鳥取中部地震などの一連の地震はその周期の真っただ中にいるからだ、という考え方が有力だ。神奈川に限らず、日本全国はいま地震災害に対して対策を打たないと危機的な状態に陥る。

今回の南海トラフの恐れもその地震活動の一環だ。

今、地震は6回目の活動期に入っている。そして、今回の活動パターンは、400年前の慶長期に似通っているというのが通説だ。そこで慶長期に起こった地殻変動を紹介していく。

  1. 九州で霧島山・浅間山が噴火
  2. 畿内(京都・奈良・大阪・兵庫の南端あたり)で大地震が起こる
  3. 5年後、岩木山(青森)、伊豆大島が噴火
  4. 4年後、東海から西日本で超巨大地震(慶長地震・危険視されている南海トラフ地震のモデルケース)発生、大津波が千葉から四国・九州までの広範囲を襲った
  5. 翌年、関東で大地震
  6. 6年後、会津で大地震
  7. 慶長三陸地震(東日本大震災に似た規模と震源)

地震が起こった順番は違えど、おおよその場所はゾッとするほど一致している。南海トラフにとどまらず、関東で直下型の大地震が起こる可能性もあるのだ。その大きな地震の起きる間隔がもし狭ければ、耐震や免振構造というものはあてにならない。

大地震の余震は本震を超える震度を記録することも珍しくない。

南海トラフで震度6の地震を受け、その余震で数回にわたる震度5~7の地震を受け、歪んでしまった建物のある個所に力が集中してしまったところで揺れ方の違う直下型の地震が起こる、というのが最悪のシナリオだ。高層ビルも倒壊する可能性がある。

地震は対策すれば大丈夫、津波の被害を最小限に抑えれば人的被害はかなり抑えられる。という認識はある程度間違っていないが、タイプと震源の異なる大地震が1年の間に同じ地域を何度も襲った場合の高層ビルや巨大施設が受けるダメージについては、人類史上まだ経験がない。専門家も正しく予想しきれていない部分は間違いなくあるのだ。

津波による福島原発事故において「想定外の事態」という言葉を何度聞いたことだろう。自然は常に人間が予想した最悪のシナリオを上回ってくる可能性についてはもうご存知だろう。

地震が起こる順番というのは予想できない。自然の気まぐれだ。予想するには要素が多すぎるのだ。プレートがどの程度沈み込んだらプレートが割れたり跳ね返ったりするかという単純な理屈に見えるかもしれないが、地盤の固さもまちまちだし、そのプレートはぶつかり合い、お互いに力を受けながら日本の近海にもぐりこんでいる。地盤は、地球にとっては海の波や流砂のような、流動的なものなのだ。

明日自分の故郷が消える大地震が起こるかもしれない、本当にそのぐらいの覚悟を背負って日常を生きていかなければならない時代にいる、ということはどうか心にとどめていてほしい。

必要な準備は何だろう。非常用の持ち出し袋の中身や、自分でできる地震の対策についてはこちらにまとめた。

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