今回は、DQN・キラキラネームは就職活動で不利なのか…といった内容でお伝えしていく。
親御さんは後悔する前に一覧表をみて一度診断をしてみよう。
最近では「DQNネーム」・「キラキラネーム」を付ける親が非常に多くなっている。名前に関してはあまりにも行き過ぎている物でない限りは申請が通る。
そのため、他のお子さんと被らないようにオリジナリティのある名前を付ける風潮が増えてきている。
有名どころですが筆者が心に残っているのは「皇帝(しいざあ)」君だ。
その他にも女の子の場合は「天使(ふぇぁり)」ちゃんも印象的だ。グッとくる。
さて、以下のある人物の画像を見てもらいたい。
お2人は結婚して38年になるご夫婦だ。
旦那さんは「浩二さん」65歳。奥さんは「泡姫さん」63歳。
泡姫と書いて(ありえる)と呼ぶとのこと。過去にどんな職業をしていたか非常に気になるはずだ。2人が出会った経緯も色々と怪しく感じるだろう。
まぁ、すべて嘘なのだが、もしDQNネーム・キラキラネームを付けてしまった場合は年を召していくにつれて色々と辛くなってくるものがある。
まずは、どんな名前が「DQN・キラキラネーム」に当てはまってしまうのか定義や基準について見ていこう。
DQN・キラキラネームの意味・基準は?
まずはDQNという意味についてだが、簡単に言えば蔑称である。
ヤンキー・頭が悪そう。現在ではこのように使われている。ドンキホーテの駐車場に溜まっているああいった層や、柄が悪そうな人間のことをDQNと呼ぶことが多い。
つまりDQNネームとは名前を見ただけでそういった人間っぽいと感じる一般とはちょっとズレた名前のことを指す。
キラキラネームに関してはDQNとはちょっと違うが、大体ニュアンスは変わらない。
ではDQN・キラキラネームの基準とは一体何なのか?
DQN・キラキラに当てはまってしまう可能性が高い要素は以下となる。
基準 | 例 |
読みがキャラクター名 | 流吹(るふぃ)・光宙(ぴかちゅう) |
読みが人名以外の外来語 | 澄海(すかい)・心愛(ここあ) |
黙字が含まれている | 星空(そら) |
日本人ぽくない | 天使(ふぇあり)・梨亜夢(りあむ) |
○力団ぽい | 魅羅衣(みらい) |
高い身分を表す漢字 | 帝王(しいざあ)・唯一神(ゆいか) |
音訓で別の意味を連想 | 典雅(のりまさ)・満子(みつこ) |
「々」の誤った使い方 | 羽々亜(うはあ) |
ストレートすぎる | 愛保(らぶほ)・羽姫芽(わきが) |
これ以外にも要素はあるが、普通に考えれば「DQNっぽい、キラキラっぽい」ニュアンスは分かると思う。
このような名前を平気で付けてしまう親が居るのにも驚きだが、それがカッコいい・可愛いと思えてしまっているのはある意味素晴らしいセンスを持っているのかもしれない。
多くの方が成長した暁には周りの人間からどのような目で見られてしまうのか心配になると思うが、今後はこういった名前が崇められる可能性もゼロではない。
ピカソの様に後々から評価されるパターンだ。
時代を先取りしすぎている感が否めないが、こういった名前を付けた事よって就職活動が不利になる…といった事もよく聞く話だ。
DQN・キラキラネームは就職に不利なのか?
最近ではこういった名前のお子さんが成長して就職をする年齢になっている。
無事に就職できた方も居れば、中々決まらない方も居る。
もちろんこれは、就職試験や面接の出来も多いに関係しているので名前だけのせいとは一概に言えない。
しかし、明らかにぶっとんだ名前の場合は、浮いてしまうのは間違いないだろう。
採用担当の年齢
採用担当の人間が志望者と近い年齢ならまだしも、大概の採用担当はそれなりにお年を召している場合が多い。
その時代にはキラキラネーム・DQNネームはほとんど知られてもいない。ましてや使っている人間の人口など都市伝説クラスだったはずだ。
そういった環境の人間が担当する場合、嫌でも目につくだろう。
「親はどんな考えでこういった名前を付けたのか」
それで済めば良いが、名前を見ただけでネガティブな印象を持つ方もいらっしゃるだろう。
採用担当者から名前の段階で変に目を付けられてしまう可能性は否めない。
一般的な人間とはかけ離れた印象を抱かれる
上記でご説明したように、やはり一般的な考えとはズレていると思われてしまうのが普通だろう。
もちろん、名前を付けられたその人間がどんなに優秀であっても、第一印象は「触れても良い物なのか分からない未知の存在」に近い部分があるのではないだろうか。
会社に入った後に名前が原因でトラブルになる可能性もゼロではない。現に学校などでも名前によっていじめられた子供も存在している。
会社に入ってそういった面倒事になるケースも考えられるため、明らかにDQNっぽい名前の人間は就職活動で不利になる場合は充分あるだろう。
名前を変えることはできるのか?
- 正当な事由があること
- 家庭裁判所の許可を得ていること
この条件を満たすことで、市町村役場に届け出を行うことが出来る。
正当な事由とは、名前を変えないと生活を送るうえで支障をきたす場合がある事を指す。
何となく変えたいといった「感情・趣味」などの理由では名前を変更することは出来ない。
ただ、正当な事由については「奇妙な名前」という項目がある。
もし、自分に奇妙な名前を付けられてしまっていた場合は、社会生活に支障をきたす可能性があるため、変更が出来ると言うわけだ。
名前を変更したからと言って就職活動が成功するとは一概には言えないが、あまりにも奇妙な名前と言われる事が多い場合は、検討してみても良いだろう。
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