今回は2018年の夏の高校野球地区予選大会の中から、「香川県」予選の優勝予想および日程について紹介していく。
2018年は遂に夏の甲子園と呼ばれる「全国高等学校野球選手権大会」が記念すべき100回を迎える。今年は記念大会ということで愛知、神奈川、大阪、千葉、兵庫、埼玉、福岡の7都道府県が2地区に分けられるため合計56代表校で実施される。
高知県予選は6月22日に組み合わせ抽選。7月9日から予選が始まり日程を順調に消化すれば7月22日に決勝を迎える。
春の県大会をセンバツ出場の英明を破り優勝。春季四国大会を制した「大手前高松」が有力候補筆頭だ。ただしそれ以外は実力差がなくほぼ一線の状態。「英明」「藤井学園寒川」「高松商業」とシード勢に加え、前回優勝の「三本松」「丸亀」「丸亀城西」「尽誠学園」とどの高校も頂点を射程圏内に捉えておりどこが抜け出すのか、大手前高松が敗れるようなら波乱の展開になりそうだ。
果たしてどこの高校が優勝するのか。今回は夏の高校野球香川予選の優勝予想と組み合わせについて紹介していく。
夏の高校野球香川大会組み合わせ
※組み合わせが決まり次第追記します。
過去の主要大会結果
秋季大会
優勝:英明
準優勝:大手前高松
ベスト4:高松商業、尽誠学園
春季大会
優勝:大手前高松
準優勝:藤井学園寒川
ベスト4:観音寺総合、高松商業
夏の高校野球香川代表予想
100回記念の夏。香川大会は7月9日(土)に開幕。決勝戦は日程通り消化すれば7月22日(土)に決勝戦が行われる。
春の県大会優勝、順位決定戦でもセンバツ出場の英明を破り、さらに四国大会をも制した「大手前高松」が優勝候補筆頭。ただ実力は非常に拮抗しており、第2シード「英明」、第3シード「藤井学園寒川」。第4シード「高松商」。以下ノーシードまでチャンスがあるのが今大会だ。
大手前高松
春の県大会を制した大手前高松。センバツ出場の英明を順位決定戦で破り、四国大会でも優勝を飾った。
打線は持ち前の機動力はそのままに長打力がアップ。リードオフマンの山本大輔は元々の俊足に合わせて強打ができるように成長。四国大会決勝ではライト場外への飛距離120mホームランを放ち試合を決定づけた。内田峻太や西本達哉など中軸の力も十分。
四国大会で最速139キロを出し、縦のスライダーにはキレがある中村公俊や清水堅心など投手陣が粘ることができれば同校初の甲子園出場も見えてくるだろう。
英明
春のセンバツに出場した英明、春夏連続の甲子園を狙う。
エースの黒河竜二は最速143キロのストレートとツーシームを低めに集めれるコントロールが持ち味。センバツは初戦で敗れたものの11奪三振をあげるなど奮闘した。まだ2年生ながらエースとしてチームを引っ張る姿は将来性も感じられる。
打線では高校通算20本を超える主将の千原凌平。83キロのがっしりとした体形で4番に座り打線を牽引。春は順位決定戦で大手前高松に敗れたものの、招待試合では強豪・大阪桐蔭相手に4-4の引き分けに持ち込むなど夏に向けて自信を取り戻しつつある。春に引き続き夏も甲子園出場なるか。
藤井学園寒川
第3シードの藤井学園寒川。
なんといっても4枚5枚といる豊富な投手陣が最大の強み。
春の県大会で145キロを記録。スライダーのキレも良く楽しみな2年生投手・加茂優太。怪我に苦しんできたものの春にかけてストレートの威力が増し最速140キロを記録した・山岡龍弥。広島の広陵高校から転入してきた中山稜也など次々と繰り出せる一流の投手陣がチームの魅力だ。
課題としていた打撃陣も1番・山本隆翔や5番・福本駿介が大阪桐蔭との招待試合でタイムリーを放つなど勝負強さを発揮している。
春の大会ではリリーフとして登板していた加茂は夏もリリーフとして登板する予定。投手陣がふんばり打線が奮起すれば3年ぶりの大会制覇への期待が高まる。
まとめ
今回は2018年の夏の高校野球地区予選大会の中から、「香川県」の優勝予想および日程について紹介してきた。
春の県大会優勝、四国大会も制した「大手前高松」が有力候補。山本大輔を始めとした長打力と機動力を合わせた打線は破壊力抜群。しかしながら他の高校との実力差もそこまでなく、春のセンバツに出場した「英明」、豊富な投手陣をほこる「藤井学園寒川」など他の高校も十分チャンスがある。今年はどこの高校が甲子園の切符を手にするか。
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